今年、エジプトの映画監督、ユーセフ・シャヒーンが亡くなった。

3年位前に、作品『炎のアンダルシア』を見たなぁ、もう彼の映画が見れないとは残念だ。

スペイン、アンダルシアでの哲学者アベロエス(イブン・ルシュド)が主人公の映画。

イスラム社会の娯楽を禁止する風潮のもと、言論弾圧に立ち向かう

というミュージカルの要素も入った、エジプト映画でカンヌ映画祭特別賞も受賞した映画。

最終的に、アベロエスの本や、その他の蔵書が焼かれる・焚書のシーンがあるのだが、

(たしか、アベロエス自身が本を焼いていた気もする)

その時のセリフの響きが素敵だった。

『思考のはばたきは止められない』

思考がはばたくなんて、詩的。

なんか、ガンジーの言葉も思い起こされる。

You can chain me, you can torture me, you can even destroy this body, but you will never imprison my mind.

—– Mahatma Gandhi

思考は自由なんだ。

たとえ、どんなに身体的苦しみ・弾圧を受けたとしても。

My inner world creates my outer world.

思考が世界を変えるのだ。

そして、はばたくものだから、たとえ、その人自身がこの世からいなくなったとしても、

その思考が時間も空間もこえて、引き継がれていくに違いない。

そんな感じで本質的にはばたいてしまうものだから、自分の夢もしっかりとつかんでいないと、

誰か他の人のところに行ってしまう

そんな気もする。

自分の夢・思いはしっかりと、自分のもとにおいておきたい。死ぬまでは。

思考よ、はばたけ!