今年、エジプトの映画監督、ユーセフ・シャヒーンが亡くなった。
3年位前に、作品『炎のアンダルシア』を見たなぁ、もう彼の映画が見れないとは残念だ。
スペイン、アンダルシアでの哲学者アベロエス(イブン・ルシュド)が主人公の映画。
イスラム社会の娯楽を禁止する風潮のもと、言論弾圧に立ち向かう
というミュージカルの要素も入った、エジプト映画でカンヌ映画祭特別賞も受賞した映画。
最終的に、アベロエスの本や、その他の蔵書が焼かれる・焚書のシーンがあるのだが、
(たしか、アベロエス自身が本を焼いていた気もする)
その時のセリフの響きが素敵だった。
『思考のはばたきは止められない』
思考がはばたくなんて、詩的。
なんか、ガンジーの言葉も思い起こされる。
You can chain me, you can torture me, you can even destroy this body, but you will never imprison my mind.
—– Mahatma Gandhi
思考は自由なんだ。
たとえ、どんなに身体的苦しみ・弾圧を受けたとしても。
My inner world creates my outer world.
思考が世界を変えるのだ。
そして、はばたくものだから、たとえ、その人自身がこの世からいなくなったとしても、
その思考が時間も空間もこえて、引き継がれていくに違いない。
そんな感じで本質的にはばたいてしまうものだから、自分の夢もしっかりとつかんでいないと、
誰か他の人のところに行ってしまう
そんな気もする。
自分の夢・思いはしっかりと、自分のもとにおいておきたい。死ぬまでは。
思考よ、はばたけ!

11 comments
Comments feed for this article
8月 28, 2008 に 4:00 pm
Reira
思考のはばたき!はじめて聞いたよその表現。元の英語からどう訳されるかそういうの知る楽しみもあるね。
8月 28, 2008 に 10:11 pm
Joe
ふんふん、すごく含蓄の深い言葉。
今なら、少し理解できる。
8月 28, 2008 に 10:29 pm
kevin
「夜と霧」の作者ヴィクトール・フランクルも、アウシュビッツ収容所の悲惨な状況におかれながらも、健全な思考を働かせて、生き延びることができた。
人間の思考は果てしない!
8月 28, 2008 に 10:29 pm
Wizard
言論の自由、思想の自由は守られたいよね。
>自分の夢・思いはしっかりと、自分のもとにおいておきたい。死ぬまでは。
うん。大事にしよう!
8月 28, 2008 に 10:41 pm
cameron
Arthurのブログってダイナミックな感じですね!
今日ある方からメッセージを受け取りました。
Spread Your Wings!
Arthurにもバトンを託します。
ダイナミックな翼で羽ばたいてください。
8月 28, 2008 に 11:30 pm
chiko
思考がはばたく・・・・・この独創的表現がすばらしい。自由な発想・個性的な表現で読む人をひきつける。
8月 30, 2008 に 5:48 am
エアロ
人が傷つくのは、傷つくということを自分に許可したときだけ。
すべては自分次第ですね。
8月 30, 2008 に 11:14 am
Jake
力づくでは、人の行動は変えられても、心までは変えることができない・・・・っていうのを思い出しました。思考のはばたき!っていうのはいい響きですねー。
8月 30, 2008 に 11:01 pm
Walter
思考のはばたきは止められない すばらしい言葉をありがとう。
何か宇宙的な広がりと自由を感じます。
8月 30, 2008 に 11:10 pm
Jef
思考がはばたくなんてなんて素敵な表現なんでしょう。自由なひとだけが持つ翼ですね。
9月 3, 2008 に 8:00 pm
Louise
そんな言葉を紹介するArthurの感性も素晴らしい!しかし、なんて引き出しの多い人なのでしょう、兄上様は。